ツール・ド・ブリスベンとは?
オーストラリア第3の都市ブリスベンで毎年4月頃に開催されるサイクリングイベントです。
このイベントはオーストラリア初の試みで、市内中心部をスタートとゴールとし、110kmの完全封鎖された市街地道路を走ります。コースの中にはテクニカルなカーブ、高速道路、トンネル、橋、そしてブリスベンの象徴的な山(Mt Coot-tha)があり、オーストラリアでサイクリングできる一生に一度のチャンスです。
コースレイアウトは、最初の数キロは道幅が狭くカーブも多いテクニカルなエリアです。
また20km過ぎ、所々アップダウンはあるものの高速道路に入るとただひたすらに70km程平坦道が続きます。
90km地点からは勝負のヒルクライム区間。Mt Coot-thaが待ってます。
Mt Coot-thaは平均勾配9%で約2kmの登りで、この最難関クライムが終わればゴールまで残りわずかです。
前日に買った仲間とお揃いのジャージーにゼッケンをつけて準備オッケー!
新しいジャージーを着るとモチベーションが爆上がりですね。
大会当日の朝は4時15分、家を出発。
家からスタート地点のイベント会場までは約20kmを1時間かけて自走。
家から会場近くの駅まで電車が走っていたんですが、当日は工事中のため運休。笑
会場に着くと他の出場者がちらほら。
バナナを食べて、トイレを済ませて時間を過ごす。
会場にはヨギボーみたいな座ってくつろげるクッションが何十個も用意されていました。
スタート前にくつろぎ過ぎるのは禁物ですね。笑
そしてスタート10分前。
スタートはウェーブスタートで年齢カテゴリー別で4分おきにスタートします。
自分の19歳ー34歳カテゴリーは6時半スタートでした。
2022年にロードバイクと出会って初めて参加した時は50kmに参加してイベントの楽しさを知り、
2023年には80kmに仲間と一緒に出場して、
2024年ついに110kmに挑戦することができて少し感慨深くなりました。
さぁ!レーススタートです。
テクニカルな中心地を抜けるとすぐにブリスベンで有名な観光地の1つでもあるストーリーブリッジを通過します。
橋の上からはブリスベン川と高層ビル群が眺められます。
橋の下には”Felons” というおすすめのブリュワリーがあります。
レガシートンネル。電波の関係でサイコンのスピードが見られなかったんですが、トレインを組んで走ると恐怖を感じるほどの爆速で駆け抜けました。普段、大人数で走ってないので改めて集団の力を思い知らされました。
今大会では休憩スポットに止まれなっかたので、去年参加した時の写真で雰囲気を感じて欲しいです。
バナナ、ジェル、ドリンク、バーなどエネルギー補給になるものがたくさん貰えます。今年はバナナがものすごく美味しかったみたいです。
最難関のマウントクーサを登っている時です。もうすでに、脚がなく後続にどんどん抜かされてメンタルズタボロです。
平坦でいかに消耗を減らしてこのクライムに臨めるかが、次回の課題ですね。
このヒルクライムが怖くて大会直前は登りの練習にフォーカスし過ぎてハイスピードで平坦を長時間キープする力が圧倒的に足りないと感じました。
ゴール前の最後のスプリント。踏み込んだ瞬間につってしまいました。弱過ぎますね。泣
でも物凄く楽しむことが出来て新たにやるべき課題が浮き彫りになったので、とても価値ある経験になったと思います。
レース後の脚。まさにオールアウト。
もう動けませんでした。
芝生が何とも気持ちよかったです。
また年代別カテゴリーで上位25%がUCI世界選手権へのチケットを手にすることが出来るロードバイクレースです。
目指すはQualifier、今年の結果からだと20っ分近く縮める必要がありますね。笑
でも諦めずやっていこうと思います。また絶対に出たい。