江崎グリコのキャラメル「アーモンドグリコ」の有名なスローガン「1粒で2度おいしい」は、本来は「アーモンドの歯ごたえとキャラメルの旨さが同時に味わえる」という意味で「1つのことから複数の利益を同時に得る」という意味の慣用句。
そんな「1粒で2度おいしい」サイクリング イベントがオーストラリアにありました。笑
ブリスベンの高層ビル群とゴールドコーストの大自然&黄金に輝く砂浜、オーストラリアを代表する2都市の魅力を同時に味わう事ができます。
Course Map
コースレイアウトはマップから分かるように比較的フラットなコースです。
スタートから約16キロは公共バス専用レーンをストレスフリーで疾走することができます。
唯一のクライムポイントは、10km地点のMt Gravatt。といっても平均勾配は緩やかで、アドレナリンがドバドバ出ている状態だとのぼりに気づかない人も多いかもしれないですね。
80kmを過ぎると入江に建ち並ぶゴールドコーストの高級住宅を一望しながらゴールを目指します。
Course Option
- 100km ブリスベン to ゴールドコースト
- 60km ローガン to ゴールドコースト
- 40km ブリスベン to ローガン
Start (0km地点) South Brisbane
スタート地点は「The Wheel of Brisbane(ブリスベンの車輪)」と呼ばれる観覧車が目立って見えるサウスバンク。
サウスバンクはブリスベン川の南岸に広がる美しい川岸エリアで、公園や緑地が豊富、リラックスした雰囲気で、散歩やジョギング、サイクリングを楽しみながら川越しにブリスベンの高層ビル群を満喫できます。
ハプニングはサイクリングイベントに付き物です。
参加者はペースごとに色分けされたゼッケンを着用して走行します。
そのゼッケンはイベントの数日前には郵送されるはずでした。
しかし、自分のゼッケンは当日になっても届かず😭
そんな人のためにスタート地点にreplacement pac が用意されていてひと安心。
公共バスレーンに突入からのスタート。
Pace Category / Start Time
- Red: +35km/h [6:00]
- Yellow: 30-35km/h [6:05]
- Green: 25-30km/h [6:10]
- Purple: < 25km/h [6:15]
Rest Stop 1 (44km地点) Oliver Sports Complex, Eagleby
最初の休憩所ではクロワッサン、パン•オ•ショコラなどのフランスを代表するパンに加えて、
エネルギージェルやオーツバー、みかんなどが配布されていました。
日本ではご当地のものが入ったおにぎりや、ご当地のフルーツがギュッと凝縮された飲み物が配布されているのを動画で見たことがあったので、それに比べるとバラエティが少ないのは残念でした。
コーヒーブレイクしたいところですが、44km地点では少し早すぎますね。
おそらくコース途中にはトイレはなく、次の休憩所(78km)まで我慢することになるので、
カフェインを入れるタイミングには気をつける必要がありますね。
大行列の休憩所1のトイレ。
トイレマネジメントはサイクリストから切っても切り離せないですね。笑
給水ポイント
休憩所から少し走ると、広大なさとうきび畑を一刀両断された一本道を駆け抜けました。
絶景を見ながら疾走するのは最高な一方で、周りに風を遮るものがないので、
向かい風や横風がダイレクトアタックしてくるので耐えの区間でもありました。笑
Accident
そしてもう一つサイクリストから切り離せない問題の一つパンク。
スタートから16km続いたバスレーンは道路の繋ぎ目も見当たらないほどにクリーンな道だったのに対して、
郊外の道はところどころに釘が落ちていたり、陥没ポイントが見られました。
今回のイベントでは専門のメカニックが巡回してくれてたこともあり、すぐにコースに戻ることができました。
Rest Stop 2 (78km地点)Coomera State School
2箇所目の休憩所に着き、同様にエネルギー補給しつつ、トイレを済ませて、あとは約20km先にあるゴールを目指すのみです。
また休憩所では応急処置を受けることもできます。
それと同時に設置されていたのは日焼け止めで、
日本の約数倍の紫外線があるオーストラリアでは必要不可欠ですね!
Finisher’s Village (ゴール) (100km地点)
無事に100km完走することができました。
ゴール地点には、飲食店の他にヘルメットやサイクルジャージなどを買うことができる出店がありました。
またゴールを記念して写真が撮れるお立ち台も用意されてました。
ハンバーガー屋さん🍔
疲労しきった体に染み渡るみそ汁。
壊れまくった筋肉を瞬間的に修復したかと錯覚させる、悪魔的においしいカツカレー。
ロードバイクを走った後の食事は何よりも楽しみの一つ。
タイトルのもう一つの意味は、「サイクリングへの愛と挑戦心」と「抗がんワクチン研究とがん患者さんのへの募金活動」
この2つの目的を同時に達成することが出来るサイクルイベントでした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
下記のリンクから2024年の参加登録とドネーションができます。
もし興味があればぜひ参加してみてください。
B2GC Cycle for Cancer Web Page
https://fundraise.mater.org.au/event/brisbane-to-gold-coast/about-the-event